KIMUSON BLOG

読書が好きな文系プログラマ「きむそん」のブログ。IT系情報や、20代夫婦の日常を発信中。

【書評】「なぜあなたの仕事は終わらないのか」 仕事は速さが全て

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仕事が終わらない。設定された期限に対して、本当に今自分が持っているタスクが終わるのか自信を持って言えない。
私もSEなのでよく経験したことがあります。

本書では、元マイクロソフト伝説のプログラマーである中島聡さんが超速時間術について書かれています。
本書で学べることを簡単にまとめると以下のようになります。

  • マルチタスクへの対処
  • メールへの対処
  • 朝方の生活習慣習得
  • 時間に追われない仕事の仕方
  • 集中力の発揮

なぜ私たちの仕事は終わらないのか

仕事の見積りが間違っている

仕事が終わらないことの全ては時間の使い方が非効率であることが原因です。
なぜ非効率になってしまうのか、それは「仕事の見積り」が間違っているためです。
本書では、テストを例に紹介されています。

どんなテストも最初は簡単に解けます。
「あ、なんだ結構簡単じゃん。」
って思っていたら進んで行くとどんどん難しくなっていき最終的には時間がなくなってしまうのです。

なるはやをやめる

なるはやをやめて絶対に期限に間に合わせる意識を持たなければいけません。見積りを甘く見て、結局期限に間に合わないことにならないように常日頃からスケジュールを前倒していくつもりでタスクをこなしていく必要があります。

時間を制する方法

最初から100%を目指さない
3500。この数字はWindows95が出された当時発生したバグの数です。それでも世界はWindowsに夢中になりました。
そして100%を目指してアップデートしていきます。
仕事は、少しでも早く形にして100%に近づけるようアップデートを繰り返すことで、時間やプロダクトの質を守ることができます。

全ての仕事はやり直しになる

この言葉には震えました。最初から綿密に設計をせず、ささっとプロトタイプを作りそいつをアップデートすることが大切です。
評価恐怖症にならず、どんどん人にレビューをしてもらい品質を上げていきます。

待ち合わせは30分前に

締め切りのための締め切りを決めると、余裕を持ってプロダクトをリリースすることができる。
時間的に余裕を持つことで、最悪の状況で柔軟に対応することができます。

ロケットスタート仕事術とは

本書で目玉の仕事術です。簡単に説明すると、仕事を始める最初に一番集中します。
例えば一つの仕事あるいは案件を任されたとしましょう。
仕事をいただいたら計画の20%の段階でプロトタイプを作ってしまうのです。
残りの80%は流して仕事をします。

これは日々のタスクでも一緒です。
一番重要な仕事。自分の頭で考え作りださなければいけない仕事は午前中のうちに仕事をして午後は流しで仕事をするんです。
計画の後半に余裕を持たせる意識で仕事をするこれがロケットスタート仕事術になります。

まとめ

本書は「個人としての生産性」に特化した良書だった。
スキルがある人ほど効果の出る仕事術ですし、まだ仕事を始めたばかりの新社会人の方も参考になる内容だと思います。